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監督:ジェームズ・ウォン
主要キャスト
デヴォン・サワ/アリ・ラーター/カー・スミス
クリステン・クローク/ダニエル・ローバック etc
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お久しぶりのレビューですが、ここでいきなり「ホラー」ジャンルから鮎川一推しの映画をご紹介したいと思います!
「ホラー」というと、それだけで敬遠される方も多いかと思いますが(意外と男性に多い?)、今回ご紹介する作品は、一口に「ホラーとは言えない作品だと鮎川的には買っているワケです。
ご紹介するのは、日本では2001年に公開された「ファイナル・デスティネーション」!
かなり年季の入った作品ですが、ご存知の方いらっしゃいますか?
これを知っているそこのアナタ!かなりのマニア、それもホラーマニアですね(笑)?!
監督は、「Xファイル」や「ミレニアム」の脚本家として知られるジェームズ・ウォン。
彼の監督デビュー作品で、2001年度サターン賞優秀ホラー映画作品賞を受賞していますので、マニアックな作品とはいえ、その素晴らしさの片鱗は伺えるかと(笑)。
この作品は、先に書いたうように、鮎川一推しなんですが、ずっとレビューを書くのは躊躇していました…。
何故一推しなのに紹介しないのか…。
それは、レビュー=ネタバレだからです(爆)。
そんなワケでストーリー紹介は簡単に…。
主人公のアレックス(デヴォン・サワ)は、パリへの修学旅行に出発する直前、乗り込んだ機上で、その飛行機が大爆発するリアルな夢を観ます。あまりにリアルなその夢を無視できず騒ぎを起こし、巻き込まれた数人のクラスメートや教師と共に飛行機を下ろされてしまいますが、その直後アレックスの夢が現実のものに…。 結果命拾いしたように見えた彼等が辿る「運命」とは?
なぜ私がこの作品を一押しするのかというと、そのプロットの絶妙さが一概に「ホラー」とは言い難いほど計算されていて、観ればみるほど「う〜ん」と唸らずにはいられないからです! しかも、この映画のある意味本当に怖いところは、いわゆ「ホラー」には付き物の怪物や殺人鬼、幽霊というはっきりとした恐怖の対象がないところ…。 では果たして危機的状況で間一髪命拾いしたはずの彼等を恐怖のどん底に陥れるモノとは何なのか…? 片時も目が離せない、巧妙に仕組まれた(?)「運命」のイタズラにただただ翻弄される様を、ぜひご自身の目でしかと見届けて下さい!
ちなみに「デッドコースター(2003)」「ファイナル・デッドコースター(2006)」「ファイナル・デッドサーキット(2009)」とシリーズ化されていますが、シリーズ物の常として一作目の本作品がやはりオススメです(笑)が、もし気に入ったら他作品もストーリーの関連性はありますので観てみてくださいね!
映画ってホントにファンタビュラス!
(Lumi)
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今回ご紹介する映画は「アサルトガールズ」!
黒木メイサ、菊地凛子、佐伯日菜子の3女優と、ただ一人の男性・藤木義勝が
共演する、仮想空間を舞台にしたSFエンターテイメントです。
監督は「GHOST IN THE SHELL−攻殻機動隊−」「イノセンス」「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」などを手掛けた世界的鬼才・押井守。
この主演陣と監督のタッグというだけで、否応なく期待は高まります!
個性溢れる(ある意味アクの強い(笑))主演陣と、アニメーション監督として
話題作を創り続ける押井監督が描く世界を少しご紹介しましょう!
といってもこの映画、ストーリーは「特になし」なんです、これが(汗)
映画の舞台は全編通して、熱核戦争後の一面砂漠化した仮想空間=Avalon(f)。
押井監督が以前手掛けたオムニバス作品の舞台ともなっているこの仮想の
バトルフィールドで戦いに参加している4人は、それぞれの事情でバトルの
賞金をひたすら稼いでいるのですが、その事情ですらお互いの会話で断片的
に出てくるだけ。
しかも会話はほとんど(なぜか?)英語!
荒涼とした砂漠を、獲物を求めて4人が彷徨い、戦うのみで、他の人間や背景は
一切出てきません!
仮想空間の 戦場で彼らが求めるものはただ一つ、巨額のバトルボーナスを得る
事ができる<マダラスナクジラ>。
あまりにも強大なこの敵を倒すには、一人の力、武器では歯が立たないという
事で、やむを得ず4人はパーティーを組み、それぞれが持つ能力や武器を合わせ
ラスボスに挑む!
つまり、この作品は「ファイナルファンタジー」や「モンスターハンター」
といったファンタジーRPGの世界をそのまま具現化しているものであり、
観ている側はプレイしていないながら、その仮想空間の空気や温度を感じる
事ができる、という、これまでにない不思議な映画なのです。
この映画を製作するにあたって押井監督が目指したものは「ファンタジー」。
しかし、これまでアニメーションの中で様々な世界を描いてきた押井監督も
実写でファンタジーを表現するにはかなりの困難があったそうです。
そこで、オムニバス作品「真・女立喰師列伝」(07)に入っている短編
「ASSAULT GIRL ケンタッキーの日菜子」や、「斬〜KILL〜」(08)の中の
「ASSAULT GIRL 2」といった短編ファンタジーで感触を確かめつつ、
ようやく完成した長編ファンタジー映画がこの「アサルトガールズ」。
確かに、ファンタジー映画というと、例えば「ロード・オブ・ザ・リング」
や、最新作では「AVATAR」のように全編CGをフル活用した作品を思い
描いてしまいますが、押井監督が目指したものはもっと「実写」な世界
だったのではないでしょうか。
というのも、「アサルトガールズ」の世界は、前にも説明した通り全てが砂漠の
バトルフィールドですが、CGなのは獲物であるスナクジラやバトルシーンの
効果だけで、世界観を表す荒涼とした大地は全て日本でのロケーションです。
自然のロケーション、自然の風で、みごとに仮想空間を表現しています。
そのため、ファンタジー世界でありながら、妙に現実味溢れる「アサルトガールズ」の世界が出来上がっているのです!
また、ゲームの世界でもかなり重要なポイントである、主人公たちの衣装
ですが、この映画でももちろんこだわっていて、「キューティーハニー」や
「ヤッターマン」、そして押井監督の前作「ASSAULR GIRL」「ASSAULT GIRL 2」でも衣装を手掛けた竹田団吾がデザインした戦闘服が、更に世界観を完璧なものにしています!
荒野でひたすら戦い続ける主人公たち、それぞれの特徴を最大限に生かした
衣装にもぜひ注目して頂きたいと思います!
現実世界を生きられない大人が増えている今の社会で、押井監督はこの映画を
通じて「現実」と「虚構」の狭間を表現しています!
では「現実」と「虚構」の違いは何なのか?それは「虚構」なのか‥
「現実」で日々戦い続けている皆さん!少し休戦して、圧倒的スケールの
「虚構」の世界での戦いに浸ってみるのもいいかもしれませんよ!
映画ってホントにファンタビュラス!
(Lumi)
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監督:ミロシュ・フォアマン
主要キャスト
ジャック・ニコルソン/ルイーズ・フレッチャー/マイケル・ペリーマン
ウィリアム・レッドフィールド/ブラッド・ドゥーリフ etc
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今回は主演男優に着目して映画をご紹介します!
皆さんは「ジャック・ニコルソン」をもちろんご存知ですよね?
1984年公開の「愛と追憶の日々」、1998年公開の「恋愛小説家」などでアカデミー賞やゴールデングローブ賞を受賞した偉大な俳優であり、また賞は取っていないものの、彼の狂気じみた演技が話題となった「シャイニング」も強く記憶に残る作品です。
そんなジャック・ニコルソンの作品で私が人生で初めて出会ったのが、1976年に日本で公開された「カッコーの巣の上で」です。
と言っても、当然、公開時に観られたワケではなく(笑)、この作品を観たのはアメリカの高校での授業中でした。
その当時は、この映画でジャック・ニコルソンがアカデミー賞やゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞などを総ナメにしていた事など知らずに観ましたが、そんな前情報がなくても、彼の人間離れした演技にストレートに心を揺さぶられた事を今でも鮮明に覚えています。
映画のストーリーは、ジャック・ニコルソン演じる犯罪者マクマーフィーが、刑務所での強制労働を逃れるために精神異常を装い収監された精神病院で、病院のシステムや患者の扱いに疑問を感じ、問題行動とも取れる行いで一石を投じるという内容です。
全編通して舞台はその精神病院のみで、登場人物は全員入院患者役ですから、理解に苦しむキャラクターばかり。更に、結末的にも決して楽しい映画ではありません。
どちらかと言えば娯楽映画が好きで、基本的にハッピーエンドが好きな、ましてやまだ高校生だった私の心に、なぜこの映画がそんなにも強烈な印象を残したのか?
ずっと自分でも気になっていたので、充分大人になった今(笑)改めて当時の自分が感じた事を思い出しながらこの映画を観てみました!
そして改めて、この映画の芯にある「人間の脆さ」を感じとる事ができたのです。
人は誰しも何らかの悩みを抱え、現実と理想のギャップに苦しみながら生きています。
この映画の登場人物は、みなそれぞれそんな「脆さ」に負けてしまった人達と言えるでしょう。
そんな中で、ある意味狂気とも取れる激しさで病院の制度や、自分の置かれた立場、更には周りの患者達の脆さまで吹き飛ばそうとするマクマーフィーには、生きるための力強さが溢れ出ています!
「正気の沙汰ではない」という言葉がぴったりのマクマーフィーの行動は完全には同意できませんが、自分に正直に生きるというのは、つまりはそういう力強さが必要なのだろうと感じました。
<※以下ややネタバレありです。テキスト選択で反転すると文字が読めます>
またネタバレですが、映画のラストではどうしても抗えない力によって「自分」というものを無くしてしまうマクマーフィーですが、それまでの行動を異常だと感じつつ観た人も、感情を無くしてしまったマクマーフィーを観てきっとやりきれない寂しさを感じる事でしょう。
<※ここまで>
きっと、人が「自分」を貫くために必要な強さについて考えられると思います。
唯一の救いは一羽のカッコーが、マクマーフィーが自らを犠牲にして投じた一石によって「自分」を取り戻し、羽ばたいていく事ですが、その力強さはぜひご自身の目で見届けてみて下さい!
あまりにもリアルで鬼気迫るジャック・ニコルソンの演技もさることながら、自分の歩んできた、また現在歩んでいる人生を見つめ直せるこの作品。
皆さんはそこから何を感じるか、ぜひ目を逸らさず、じっくりとこの狂気と希望の世界に浸ってみて下さい!
映画ってホントにファンタビュラス!
(Lumi)
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今回ご紹介する映画は、この夏公開となる『ココ・シャネル(COCO CHANEL)』
そう、あのブランドCHANEL創始者のお話です!
ストーリーは、ファッションブランドCHANELの生みの親であるガブリエル・“ココ”・シャネル(本名:Gabrielle・Bonheur・Canel)の恵まれない幼少期、ファッションに興味を持ち『CHANELブランド』を確立していく過程と、15年のブランクを経てファッション業界に返り咲く晩年のココの姿とが交互に描かれており、ココの波瀾に満ちた生涯を垣間見れると同時に、それぞれの時代背景とそれに影響を受けてきたファッションの遍歴も観ることができます。
私はブランドに疎く、CANELというとエレガントで華やかな(ちょっと華美な(^^;;)チェーンや、贅沢なツイードばかりを思い浮かべてしまいますが、この映画を観てCANELに対するイメージが変わりました(^O^)/
ココがファッションに携わり始めた1800年代後半のフランスでは、まだ上流階級の女性はコルセットで体を締め付け、過剰な布地を身にまとうことで美しさを表現していました。
そんな時代に、まずココが作り始めたのは'帽子'。
上流階級の女性にとって必須アイテムだった帽子から余計な飾りを排除し、シンプルな美しさを表現したココの帽子は、最初は笑い物になりながらも徐々に受け入れられていきます。
これがまさに、CHANELが時代のファッションを動かした最初だったのですね。
その後、第一次世界大戦が開戦したことで、ココの本領が発揮されます。
疎開した女性のために着やすい服を考え、高価な布地が不足している事を逆手にとり、それまで男性下着にしか使われていなかった安価なジャージー素材を初めて女性服に採用しました。
それまで上流階級の女性は、お手伝いさんに力一杯締め付けてもらわないと着られないドレスを身に付けていたワケですから、これは画期的な発想ですよね(^o^)
このようにココは、柔軟な発想とセンスで、常に時代に合った「女性の美しさ」を追求し続けていたということを知り、ただゴージャスなだけではないCHANELというブランドを知ることができました♪
ところで、ちょっと余談となりますが、彼女に関する文献も様々あります。
多く語られているのは「恋多き女」「獅子座の宿命を背負った女」という点。
ココの周りには、常に彼女をサポートする男性がいて、男性達の財力や権力を利用していると後ろ指をさされたり、第二次大戦中にはドイツ人将校との恋愛が原因で、フランス人から「対独協力者」と非難を浴びスイスに亡命するハメになる(15年間のブランクの原因)など、まさに波瀾万丈な恋愛歴です(^^;)
また、誰かと幸せになろうとすると、相手が急死したり破産したりということが多かったため、それを「獅子座の宿命」と表現されました。
そんな恋愛遍歴は、この映画では一部しか描かれていませんが、実は彼女が生涯でただ一人本気で愛したと言われている、彼女のデザイナー人生のきっかけとなった男性との、悲しい出会いも語られています。
また、ココの「ファッション」や「女性の生き方」に対するこだわりも有名で、数々の「ココ・シャネル語録」も残しています。
私が感銘を受けた言葉は「20歳の顔は自然の贈り物。50歳の顔はあなたの功績。」(^o^)
女性にとって(私にとってはかなり(笑))歳を重ねるのは不安なものですが、常に自分の行動に誇りを持ちたいと考えている私の胸に、ダイレクトに響いた言葉です!
晩年のココを演じたシャーリー・マクレーンはさすがで、そんなココの妥協を許さない力強さや激しさ、一時代を築いた女性の偉大さを見事に体現していてとても素敵です♪
人それぞれ、CHANELというブランドに対してイメージがあると思いますが、この映画を観ると更に身に付ける楽しみが増すはずです(*^_^*)
観た後は、なんだか背筋を伸ばして大股で歩いていきたくなる映画『ココ・シャネル』!
ぜひご覧下さい♪
映画ってホントにファンタビュラス!
(Lumi)
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今回は少し目線を変えて、映画の翻訳についてお話ししましょう♪
あ、決して映画鑑賞をサボっているわけではありませんよ(^-^;
皆さん、海外の映画を観る際には当然のように字幕を読んでますよね?
私もバイリンガルでありながら、やはり字幕があるとそちらを読んでいます!
英語は理解できても、なかなか翻訳して適切な言葉で人に伝えるのは難しいもので、更に字数の限られた映画翻訳はかなり高度な語学力とセンスが必要です。
そんな映画翻訳で私が常々尊敬している翻訳家が戸田奈津子さんなのですが、ラッキーにも戸田さんと映画翻訳について語れる機会を頂きました!
かなり前になりますが、2007年に公開された『ミス・ポター』という映画の公開に先立ち、この映画のいくつかのシーンに対して一般公募で翻訳を募集し、それらの翻訳を戸田さんに解説して頂きながら翻訳のイロハを教えて頂くという、ちょっと変わったトークイベントをやらせて頂きました♪
『ミス・ポター』は1900年のロンドンを舞台に、世界的に現在も愛されている絵本「ピーターラビット」の作者であるビアトリクス・ポターの半生を描いた映画です。
上流階級の女性は仕事を持つ事も許されない、まだ封建的な時代のイギリスで、絵本の出版という夢に全てをかけたビアトリクス・ポター。
ストーリーは、彼女の社会に対する葛藤や恋が描かれていますが、何より印象的なのは、現実とは思えないほど美しいイギリス湖水地方の映像と、全編通して登場するビアトリクスの造り出した愛らしいキャラクター達!
アニメーションで命を吹き込まれた、ピーターラビットを始めとするキャラクター達は本当に素晴らしかったです♪
さて、翻訳募集に応募された作品はどれもなかなかの出来でしたが、表現が繊細で言葉数の多い日本語と違い、英語は一単語が様々な意味を持つものが多いので、直訳して不自然な言い回しになっている作品もありました。
戸田さんは一つ一つの作品に例をあげながら、丁寧に、時に厳しくアドバイスを下さり、私も司会でありながら戸田さんのお話に夢中!
個人的に知りたかった翻訳のノウハウを聞いてみたりと、自分自身もかなり楽しめたお仕事でした(笑)
字数や、使える漢字(当用漢字)など様々な制限がある中で、映画を観る人が自然に理解できる表現を探し出し、更に映画の世界観を妨げないセリフにしていくという映画翻訳の世界。
改めて言葉を扱う仕事の難しさと楽しさ、そして、日本語の持つ豊かな表現力を感じられた体験でした!
もし、同じ映画を何回か観る機会がありましたら、ぜひ2回目以降は字幕の言葉により一層注目しながら観てみて下さい♪
きっと「言葉」の持つ力を発見できると思います!
そして、少し前の作品ではありますが『ミス・ポター』もオススメですので、機会がありましたら観てみて下さいね(^_-)♪
映画ってホントにファンタビュラス!
(Lumi)
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今月2日に、9/26(土)から公開となる「のんちゃんのり弁」の完成披露試写会&舞台挨拶を観てきました!
のり弁に限らず、皆さん、小さい頃に作ってもらったお弁当の思い出って少なからずありますよね?
私の自慢のお弁当は、母が絶妙な力加減と塩加減で握る「ごま油おにぎり」でした(^-^)v ちなみに「のり弁」で思い出すのは、現場で最近お目にかかれなくなってしまった高級ロケ弁「津多屋」でしょうか(笑)
それはともかく、特に理由もなく手作り弁当にウキウキしていた頃を思い出しながら観て頂きたい映画です!
物語は、親のスネをかじり続ける自称小説家の夫と暮らす31歳子持ちの専業主婦・小巻が、そんな夫に見切りをつけ、娘・のんちゃんを連れて実家へ帰るところから始まります。
自立を目指して帰郷するも、長い間専業主婦だった小巻には就職先も見つからず、自分がいかに何も考えず生きてきたかを思い知る小巻‥。
小巻の自慢と言えば、のんちゃんに毎日作ってあげていた、工夫沢山の「のり弁」だけ。
そんな小巻がひょんな事から知り合った、居酒屋ととやの主人、戸谷が作る「サバの味噌煮」の味とプロの仕事に感動し、更にのんちゃんの通う幼稚園で依頼を受けてのり弁を作ってあげた事をきっかけに、「美味しいお弁当でみんなに喜んでもらいたい!」と一念発起するという、ちょっと変わった視点のヒューマンドラマです!
2日の舞台挨拶には、「いつか読書する日」でモントリオール世界映画祭審査員特別賞ほか多くの映画賞を受賞した緒方明監督と、主人公小巻役の小西真奈美さんが登場♪
原作を見て1時間で映画化を決定したという緒方監督は「最近の日本映画では薄い人間が多いので、濃い人間が右往左往する姿を描きたかった」と語り、小西さんは「生身の人間が成長する姿を通して、キレイなだけじゃない人間くささを感じて欲しい」と語っていました。
舞台挨拶後半には、のんちゃん役の佐々木りおちゃんが登場し、小巻ママへの手紙を披露。
小西さんが感動して涙ぐむという場面もあり、会場内は何ともほのぼのした空気に包まれていました(*^_^*)
ちなみに、のんちゃん役の起用の決め手は、最近の子供には少なくなった上手なお箸さばきと、見事な食べっぷり(笑)そして昭和を感じさせる素朴な子供らしさだったそうで、りおちゃんはその言葉通りの可愛らしさでした(^-^)
小西真奈美演じる主人公の小巻、岡田義徳演じるダメ夫、岸部一徳演じるととや主人、倍賞美津子演じる小巻の母など、多彩な顔ぶれの出演者ですが、何よりそれぞれが他の作品ではなかなか見られないような個性的な役柄を自然に、コミカルに演じていて、ちょっと意外な一面も見る事ができます(^o^)
先に「ヒューマンドラマ」と表現しましたが、それだけではないテンポの良いストーリー展開と、何とも滑稽な人間模様がとても魅力的で、細かい笑いどころも満載♪
また笑いだけでなく、小巻がこれまでの人生を思い返し、恐らく人生で初めて何かに真っ直ぐに取り組む姿から、「一生懸命」の素晴らしさを再認識しました(^-^)
更にもう一つの見所は、2006年公開の萩上直子監督「かもめ食堂」で活躍したフードスタイリスト・飯島奈美さんによる、映画の中心となるのり弁を始めとした美味しそうな料理の数々!
観ているだけでウキウキしてきます♪
この試写会は13時からだったのですが、お昼を食べ逃した記者のみなさんのお腹が、そこかしこで「ぐ〜!きゅるる〜!」と鳴りまくりでした(^-^)
何かと「人と人とのつながり」が軽視されがちな現代‥
幼い頃に手作り弁当から漠然と感じていた愛情と、時に悲哀を感じる現在の自分(笑)に思いを馳せつつ、ぜひ「空腹」でご覧下さい(^_-)
映画ってホントにファンタビュラス!
(Lumi)
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今回はプロレスに全てを捧げた男の物語『レスラー』をご紹介します!
6/13(土)公開となるこの映画は、「物語」の中の一人の年老いたプロレスラーの栄光と挫折を描いた作品ですが、同時に主演のミッキー・ローク本人の「俳優人生ドキュメンタリー」を観ているかのような錯覚をおぼえる作りに
なっています。
過去に一世を風靡したものの、年老い、家族に見放され、侘しいトレーラーハウスになんとか住まいながら、地方営業試合のドサ回りとスーパーでのバイトで食いつなぐ主人公のランディ・ザ・ラム。
彼を支えるものは過去の栄光と、お互い惹かれつつも不器用にしか愛情表現のできない落ち目のストリッパー、キャシディ。
そんな絶望的な毎日に射した一筋の光は、20年ぶりとなる宿敵とのリターン・マッチ。
ランディはこの試合で華やかな表舞台に返り咲く事を夢見ますが、そんな時に心臓発作で倒れ、医者から「もうリングには上がれない」と宣告され……。
一度はプロレスを諦め、壊れていた娘との関係やキャシディとの恋といった、プロレスによって手に入らなかった「普通の生活」に目を向けるランディですが、努力も虚しく娘に拒絶され、キャシディともすれ違ってしまう…絶望した彼が気付いた「自分の居場所」とは…。
80年代「ナインハーフ」で世のセックス・シンボルと呼ばれ、ちょっとヤサグレたセクシーな魅力を放っていたミッキー・ローク。
何を隠そう、私もそんな魅力に惹かれた青春時代がありました(笑)。
その全盛期にあえて王道を外れた作品を選び続け、代表作に恵まれないまま91年にプロボクサーに転向。
92年にあの「猫パンチ」で一躍世界中の笑い者になり、ボクシングと整形で顔もプライドもガタガタ。
さらにその後家庭も失ったロークにとって、栄光は過去のものでした。
そんな、ランディと不思議なほど重なるロークの、いわば「復帰戦」ともなった映画がこの『レスラー』であったという所に運命を感じてしまいました。
そして、この映画でロークはアカデミー賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞や金獅子賞を受賞し、見事映画界に復帰を果たしたのです。
鮎川的注目ポイントは映画のラスト!!
マイクパフォーマンスで話す内容は、まるでミッキー・ローク自身が自分の俳優人生を語った言葉のようで心を揺さ振られました。
ボロボロになりながらも自分の「生きるべき場所」を諦めない、追い詰められた瀕死の猛獣のような瞳に、ロークが信じて歩んできた決意を改めて感じる『レスラー』!
ぜひ、一人の信念を持つ男の「生き様」をご覧ください!
映画ってホントにファンタビュラス!
(Lumi)
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監督:両沢和幸
主要キャスト
観月ありさ/松下由樹/谷原章介/神田うの/伊藤かずえ
公式サイト:
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今回は、5/23に公開となった『BABY BABY BABY!』のご紹介!
もう観たという方もいらっしゃるかな?
お仕事で大変お世話になっている方にご招待頂き、公開初日の舞台挨拶と合わせて観てきました(^-^)v
もう公開されてますので、ストーリー紹介は軽く!
主人公は雑誌編集社でバリバリ働く、観月ありさ演じる佐々木陽子始め、
様々な事情を抱えた個性豊かな妊婦5人の妊娠期間中から出産までのドタバタと、彼女たちを取り巻く人々、プラス不妊に悩む主婦の、とにかく楽しくて賑やかな「出産エンタテインメント」!
妊娠期間の月齢ごとに起こる出来事を通じて、お腹の赤ちゃんと共に親も成長していく姿を楽しく描いています♪
舞台挨拶には両沢監督、観月ありささん、松下由樹さん、岡田浩暉さん、神田うのさん、忍成修吾さん、山本ひかるさんが登場し、西山菊江アナの司会で軽くトークショー♪
司会が私じゃないのが悔しいところではありましたが(笑)それはともかく、『ナースのお仕事』から6年、キャストが大集合という事もあって、皆さん口を揃えて現場でのチームワークの良さや撮影を楽しんだというお話しをしていて
本当に仲が良さそう♪
監督は公開を前に「まさに子供を産むような気分」と語っていました(^-^)
会場には思いのほか男性も多く、皆さん楽しんで観ていて
「女性しか共感できない映画なんじゃないか?」という先入観は覆されました!
さて、この映画、「出産エンタテインメント」という言葉通り、
出産という女性にとって人生最大ともいえるイベントの素晴らしさを描いていますが、一方で現代の少子化にメスを入れる作品であると言えるのではないでしょうか。
主人公の陽子のように、妊娠・出産というのはある意味「足かせ」であると感じてリスクを考えてしまう働く女性が多いのも事実かと思います。
かく言う私もまだまだやりたい仕事が山積みで、子供を持つ事に対しては消極的(>_<)妊娠が発覚した陽子が、キャリアを優先に考えて産むのを躊躇する場面で 「ここまで来るのにどんなに頑張ったと思ってんのよ」とつぶやいた
言葉に共感してしまいました(^^;)
しかし、この映画を見終わった時には出産の素晴らしさや幸せ感を感じ、「いつか自分も!」と思うまでに(^o^)
現実には、働く女性の妊娠や子育てに対する社会的サポートはまだまだ足りないと感じますが、キャリアを積む充実感とは違う、ほんわかした幸せで満たされる毎日を経験してみたくなりました♪
月齢ごとの妊婦の疑問に答えるような豆知識、更には男性が妊婦を支えるために役立つ情報なども盛り込まれていて、既にお子さんをお持ちの方にはきっと共感できる、そしてこれから妊娠・出産を経験するであろう女性や男性にとってはきっとこれからが楽しみになる、出産エンタテインメント
『BABY BABY BABY!』♪
「ナースのお仕事」チームがお送りする極上のエンタテインメント!
産まれてきた事を素直に感謝する気持ちになれますので、
「妊娠・出産に興味ない」なんて言わずに、3分に一度大笑いしながら観てみて下さい(^O^)/
映画ってホントにファンタビュラス!
(Lumi)
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さて、今回ご紹介するのは『トワイライト〜初恋〜』
「え?新作じゃないよ?」と思った方!今回はちょっと目線を変えて、私がMCを務めたレッドカーペット&ファンミーティングのお話です♪
原作が世界的大ヒットとなり、4/4から日本でも待望の映画公開となった、ヴァンパイアと人間の禁断のピュア・ラブストーリー『トワイライト〜初恋〜』
その日本公開に先立ち2/27に恵比寿ガーデンプレイスでレッドカーペット&ファンミーティングが開催されました。
主演のヴァンパイア、エドワード・カレン役のロバート・パティンソンと、ヴァンパイアに恋する女子高生、ベラ・スワン役のクリステン・ステュワート、そしてベラの幼なじみ、ジェイコブ・ブラック役のテイラー・ロートナーが来日したのですが、あろう事か当日は朝から凍るようなドシャ降りの雨!
レッドカーペットは当然屋外なので、開催が危ぶまれるほどの悪天候。
「外現場は力ずくでも晴れさせる!」と自信満々だった私もさすがに凹むほどでした。
しかしそんな状況であるにも関わらず、開催2時間ほど前から大勢のファンの皆さんに集まって頂き、「ここはファンの皆さんのために!」とスタッフ一同腹をくくっての開催となりました。
レッドカーペット開始時も結局雨は降り続きましたが、ファンの皆さんは混雑回避のため傘を畳んで(寒〜!)、そしてそれに応えるように、出演者たちもコートを脱ぎ捨てタキシードとベアトップのイブニングドレス(激寒〜!)で登場!
MCの私も手がかじかんで台本がめくれないほどの極寒の雨の中、一人一人ファンの皆さんにサインし、にこやかに手を振り、「ハリウッド・スター」というイメージには不釣り合いなほどのサービス精神を発揮してくれました!
その間20分ほどでしたが、会場の一体感と、冷たい雨があたると湯気が出そうな熱気は圧巻でした(>_<)
そして、レッドカーペット終了後は、事前の抽選で選ばれたファンの皆さんと出演者のファンミーティング♪
これはもちろん暖かい室内ですから、出演者たちもホッとしたようで、バックステージではお互い冗談を言い合いリラックスしたムード!出演者たちは、見ていて羨ましくなってしまうほど仲良しで、でも映画の設定とは微妙に違う「仲間」という感じでした♪
トークショーでは少し緊張されていたようですが、役作りや撮影中に関する質問に、一つ一つ誠実に丁寧に答えて頂き、それぞれの映画に対する真剣な気持ちがひしひしと伝わってきました。
何しろ原作が世界的に大ヒットした作品ですから、演じる上でもかなりのプレッシャーだったと思いますが、だからこそ細かい設定までこだわりぬいて演じたと皆さん口を揃えて語って下さいました。
出演者の話を聞いていて、何に対してもこだわりを持って「プロ」である事はとても大変だけど、周りの人から見るととても素敵だし気持ちいいなぁ!と改めて実感(>v<)!!皆さんキラキラしてました☆
ところで、なんとこのファンミーティング、世界中のファンから応募があり、アメリカやヨーロッパを始め世界10ヶ国以上からの参加者が一同に介したんです!
やはり感情表現がストレートな海外のファンは盛り上がりかたもダイナミックで、「楽しい!うれしい!」という大興奮の歓声は途切れる事がなく、こちらもつられてテンション上がりまくり!MCとしては大助かりでした(笑)
ミーティングスタート時、私が登場するタイミングで映画のテーマソングが流れ、早速出演者が登場すると勘違いしたファンの皆さんから上がった割れんばかりの黄色い歓声を、MCの私が全身にあびてしまうという恥ずかしいハプニングはありましたが(笑)トークショーや、豪華ディナーが当たる抽選会などで終始大盛り上がり♪
雨をも吹き飛ばす勢いの皆さんの熱気で今度は汗だくとなり、レッドカーペットとの寒暖の差が激しいこと激しいこと(汗)!
盛り上がって楽しい反面、なかなか体温調整の難しい現場でした(笑)
ファンミーティング終了後もファンの皆さんは、出演者がトークショーで座っていたイスや飲んでいた水のボトルまで写真に撮ったり、床に散らばる抽選券の中から、お目当ての出演者が抽選箱から引いた(触れた)券を探したり(笑)と、それぞれこのイベントを目一杯満喫して頂いたようでした(o^∀^o)
MCの私にとっても、たしかに悪天候やバイリンガル進行などでかなり過酷な現場ではありましたが、ファンの皆さんとの一体感を肌で感じられ、イベント終了後に「ありがとう!」と私に手を振って下さったファンの皆さんの素晴らしい笑顔にパワーを頂けた一日でしたo(^-^)o
さて今回は、スクリーンからだけでは伝わりにくい俳優たちのこだわりと努力、そしてそれを支えるファンの皆さんの熱い思い(あと、ちょっとMCの裏苦労話(笑))という視点でお話ししてみました!
では、次回もお楽しみに〜ヾ(=^▽^=)ノ
映画ってホントにファンタビュラス!
(Lumi)
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記念すべき第一号の映画は、希代の「KY大統領」ジョージ・W・
ブッシュ退任記念(?)
映画『ブッシュ』!
『JFK』『ニクソン』で史実を元に歴代大統領の姿を浮き彫りにしてきた監督オリバー・ストーンが、
歴代ワースト・ワンとも目される、不器用でまぬけな第43代アメリカ大統領ジョージ・W・ブッシュ(愛称W)の人間味溢れる姿を赤裸々に描いた作品です。
W役は、自身も有名人二世である事から抜擢されたという、
『ノーカントリー』『ミルク』などに出演したジョシュ・ブローリン。
41代大統領であるパパ・ブッシュ役には、『ベイブ』で注目された実力派俳優ジェームズ・クロムウェル。
その他、ブッシュ家やホワイトハウス閣僚を個性的な俳優陣が固めているのですが、
それぞれの「何となく本人に似てるかも感」にも注目してみて下さい!
物語は、記憶に新しいイラク戦争を支軸に、Wの抱えていた心の闇である名門ブッシュ家の重圧や、
大統領となって後にもWに影響を与える父親との長年の確執、
そんなプレッシャーにもがき酒に溺れる若き日の破天荒な行動、
そして断酒をきっかけに本人いわく「神の啓示を受け」て大統領にまでのぼりつめる経緯が描かれています。
この映画でかいま見れるのは(若干脚色はあるとしても)一国の長としては
どうしようもないほどKYで、あまりにも頼りない男の姿ですが、
なぜだか憎めない(笑)。
観終わったあと「結果はともあれ、なかなか良く頑張ったじゃん!」と
優しく肩を叩いてあげたくなってしまう‥
そんな、ある意味母性本能をくすぐる映画でした!
「夢を追う、ちょっとダメ男」ならではの魅力なんでしょうか?(笑)
さて、ちょっと私的感情が混ざりましたが(笑)
ただ「KY」なだけじゃない、悲哀に満ちた二世大統領の心の中を
少し理解できちゃう『ブッシュ』、鮎川的にはオススメです!
映画ってホントにファンタビュラス!
(Lumi)

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